第26回五ヶ所湾合同レース帆走指示書 2001.04.21
第26回五ケ所湾合同レース帆走指示書
主 催 JSAF外洋東海
主 管 衣浦武豊フリート
衣浦ヨットクラブ
五ケ所フリート
ヴィーヴルオーシャンクラブ
[スケジュール]
出艇申告・体重チェック(IMS部門のみ)
4/28(土) 19:30縲怩Q1:00(出艇申告)
艇長会議 20:00縲怩Q1:00(艇長会議)必ず1名出席のこと
於:衣浦ヨットクラブ クラブハウス
スタート 4/29(日) 02:00
タイムリミット 4/29(日) 16:00
レース参加料 登録艇・クラブ会員所属艇 22,000円
非会員艇 24,000円
いずれも事前振込み。パーティ費4名分含む
乗 員 IMS部門は4名以上でレーティング証書記載の総体重以下
ORCクラブ部門・ノンレーティング部門は、4名以上で船検定員以下
パーティ 29日 17:30(予定)ヴィーヴルオーシャンクラブ・志摩ヨットハーバー
(以後VOC・志摩ヨットハーバー)にて開催
1名 3,000円 追加の分は出艇申告時に申し込みを受付けます。
本レースは第1回東海スプリングレガッタシリーズの第1レースです。スプリングレガッタシリーズの実施
要項はホームページに掲載しています。
第26回 五ヶ所湾合同レースの無線通信について
JSAF外洋東海 通信委員会
国際VHFch74と携帯電話で「ちたよっと」からロールコールを行います。
*国際VHFはラジオチェック 4/29 01:00
以後 4/29 03:00 06:00 09:00 12:00 15:00
に「ちたよっと」から呼び出します。
*携帯電話はラジオチェックはしません。
各艇から 4/29 03:20 06:20 09:20 12:20 15:20
の各時における現在位置を報告して下さい。
レース展開により、15:00以降のロールコールを中止する事があります。
また、国際VHFは「ちたよっと」の伝搬状態のチェックのため、上記以外の時間にもできるだけ、ワッ
チ、交信をお願いします。
「ちたよっと」無線局 TEL&FAX 0569竏窒U3竏窒O944
1.適用規則
IMS部門:
国際セーリング規則(RRS)1997-2000、JSAF外洋レース規則2000、IMSルールおよびレギュレーシ
ョンズ2001、JSAF特別規定2001-2002、JSAF外洋東海2001年度レース実施要項および本帆走指
示書とする。
ORCクラブ部門:
国際セーリング規則(RRS)1997-2000、JSAF外洋レース規則2000、JSAFORCクラブ運用規定、
JSAF特別規定2001-2002、JSAF外洋東海2001年度レース実施要項および本帆走指示書とする。
ノンレーティング部門:
国際セーリング規則(RRS)1997-2000、JSAF外洋レース規則2000、JSF方式、JSAF外洋東海
2001年度レース実施要項および本帆走指示書とする。
全部門共、本帆走指示書により変更された上記規則の規定は除かれる。
2.責任の所在
1)艇と乗組員の安全の確保はオーナーの避けられない責任であり、オーナーは、所有艇が十分に艤装さ
れ、かつ、必要な耐航性を保ち、荒天の海にも適した経験豊かなクルーを乗り組ませるようにしなけ
ればならない。
オーナーは、船体、スパー、リギン、セールおよび全ての備品を確実に整備し、また安全備品が適正
に維持格納され、それ等の使用法と置場所を乗組員に熟知させておかなければならない。
2)乗組員は、自己の責任に於いて自身の安全を確保し、落水等のないよう努め、かつ、艇と乗組員の安
全の確保に努めなければならない。
乗組員は、荒天の海にも耐え得る精神力と体力を養い、かつ、操艇または作業ができるよう技術を磨
き、また全ての装備および安全備品の使用法と置場所を熟知するよう努めなければならない。
3)何れの艇に乗るか、またレースに参加するか否かは全て各乗組員の責任のみで決定される。
4)レース艇がスタートするか否か、またレースを続行するか否かは、全て各艇の責任のみで決定される
5)参加艇や乗組員の事故(死亡、障害、沈没、破損等)、および第三者に与えた障害については、JS
AF並びに主催団体は如何なる責任も負わない。
3.参加資格
1)参加艇はJSAF登録艇、非会員艇のいずれも参加できる。
2)部門別
IMS部門:
IMSレギュレーション第1章及び第2章を満たし、かつIMSの有効なレーティングを所有し
ている艇でJSAF特別規定(SR)に基づき、カテゴリー4以上の確認を済ませ、登録されて
いる艇。
ORCクラブ部門:
有効なORCクラブレーティングを所有している艇でJSAF特別規定(SR)に基づき、カテ
ゴリー4以上の確認を済ませ、登録されている艇。
ノンレーティング部門:
日本小型船舶検査機構の検査証を所持していること。ハンディキャップ(TSF)はレース委員
会が決定する。
3)乗員
乗員は全部門共4名以上で、IMS部門は全員が、ORCクラブ部門は1/2以上がJSAF外洋の
会員であること。ファミリー会員、準会員も会員扱いとする。IMS部門については乗員の総体重
は有効なレーティング証書に記載されている数値を超えてはならない。IMS部門でオーナーが乗
艇している場合、オーナー権利として、非会員1名を会員扱いとする。又、ノンレーティング部門
に参加する場合、乗員のうち1名は外洋ヨットレース規則の理解を深めるためJSAF外洋の会員
であること。
但し、登録艇、クラブ会員所属艇は除く。
4.出艇申告・体重チェック・艇長会議
事前:出艇申告 4月26日までにEメール又はFAXでJSAF外洋東海事務局へ申告すること。
ノンレーティング部門は除く。
当日:出艇申告 4月28日(日)19:30縲怩Q1:00 衣浦ヨットクラブ クラブハウス
ノンレーティング部門は出艇申告書提出。
体重チェック(IMS部門だけ) 当日の出艇申告時に体重チェックを行います。その時に本人確認の
為、免許証・写真付き身分証明書などを提示して下さい。
艇長会議 4月28日(土)20:00縲怩Q1:00 衣浦ヨットクラブ クラブハウス
各艇の艇長は必ず出席すること。又艇長は誓約書(事前にホームページの事前公式掲示
板・レースエントリーから取れる方は取って下さい。)にサインして提出すること。
JSAFSR2001-2002のスタンダードインスペクションシートの2項(レースに参加
する艇は必ずレース参加契約書と共にインスペクションシートに署名の上、レース委員
会に提出すること)は免除する。
5.競技者への通告
事前:レース3日前から前日までエントリーリスト、スクラッチシートをホームページに掲載する。
又、公式の通達を掲載することがあるので必ず確認すること。
最終掲載時間は4月26日(金)12:00とする。
当日:衣浦ヨットクラブ クラブハウスに設置する公式掲示板に掲示される。
公式掲示板、確認時間 4月26日 21:00
6.インスペクション
レース委員会は、事前(出艇申告受付時より)、事後(各艇フィニッシュ後20分まで)を含めて参加艇
がレースの条件に適合しているかをチェックする権限があり、艇の責任者はそれを拒否できない。
7.レース日程
スタート予告信号予定時間 4月29日(日) 01:50
8.コース
スタート S(衣浦港口沖)竏忠ォの瀬(反時計)竏註_島西竏窒e(五ケ所湾口)50マイル
(注)1.伊良湖岬竏註_島竏宙ノ勢湾灯標No3を結ぶ範囲への進入を禁止する。
2.的矢湾口(1)、大王崎付近(2)(3)、麦崎沖(4)のすべての定置漁網の内側の航行を
禁止する。但し、布施田水道(5)の定置漁網は除く。
3.スタート海面、コース図、フィニッシュ海面は別図参照。
4.コース短縮は行わない。
9.スタート方法、及びスタートに関する信号
1)スターティングラインは、衣浦港口沖の「 」付近に設置する。スターティングラインは
ポートの端となる「 」のマストと、スタートボードの端となる「 」の
マストの間とし、「 」を右に見てスタートする。
ポートの端となる「 」には赤色回転灯を、スタートボードの端となる
「 」には黄色回転灯を各々点灯する。
スターティングラインはスタート信号後15分後に撤去する。
2)レースは以下によってスタートする
スタート10分前 提灯1灯を掲げ音響信号一声を発する。
スタート 5分前 提灯2灯を掲げ音響信号一声を発する。(1灯追加)
スタート 1分前 提灯1灯を掲げ音響信号一声を発する。(1灯消灯)
スタート時 提灯を消灯し音響信号一声を発する。
10.スタートのペナルティー
RRS30.1 ?旗規則だけを適用する。
11.リコール(RRS29を以下と置き換える)
1)個別リコール艇の場合、音響信号一声を発し提灯1灯を点滅する。点滅の時間は全てのリコール艇が
スタートラインの内側に完全に復帰するまで、あるいはスタート信号後の10分間のいずれかとし、
その後消灯する。
2)ゼネラルリコールの場合、音響信号二声を発し提灯2灯を点滅する。(5分程度)再スタートは原則
として15分後とする。再スタートの11分前に音響信号一声を発し提灯2灯を点灯(10秒程度)
する。
12.フィニッシュ
フィニッシングラインは、五ケ所湾口入口葛島沖に設置するコミッティーボート「 」のJSA
Fエンサインを掲げたポールと黄色のマークの間とし、コミッティボートを右に見てフィニッシュする。
13.タイムリミット
4月29日(日)16:00とし、それ以前にフィニッシュ出来なかった艇はDNFとする。
14.エンジンの使用
1)落水者救助、遭難艇(船舶)救助、衝突回避、その他の緊急事態に対処するために、エンジンを使用
することができる。但し、エンジンを使用した場合には、その状況(使用した目的・時間・場所等)
について、フィニッシュ後レース委員会に速やかに報告しなければならない。
2)投揚錨、排水および充電のためにエンジンを使用することができる。但し、この場合にはプロペラが
回転しないようにしなければならない。
3)スタート5分前以後はエンジンを使用してはならない。但し、スタート信号後10分経過してもスタ
ーティング・ライン付近に到達できなかった場合には、同ラインまで機走し、または曳航されること
が出来る。
但し、機走し、または曳航された場合には:
(1)帆走に移ってから360度回転した後、スタートしなければならない。360度回転を完了するまで
は他のレース艇を妨害してはならない。
(2)その状況(使用した時間・距離等)についてフィニッシュ後レース委員会に速やかに報告しな
ければならない。
15.視界制限状態時の競技規則の例外
スタート後、視界制限状態時の場合、RRS2章に代わって、海上における衝突予防のための国際規則な
らびに関係国内法が適用される。
16.ジュリー
都築 勝利 河内 道夫 寺田 順 梅村 泰博
17.抗 議
抗議のある艇は、抗議書に記入して、自艇フィニッシュ後1時間30分以内にレース本部へ提出するこ
と。抗議に関わる通告はVOC・志摩ヨットハーバーのレース本部(ボートハウス)前、公式掲示板によ
り行う。
18.失格に代わる罰則
1)RRS第2章以外の規則違反については、プロテスト委員会の判断により、失格または5%のタイ
ム・ペナルティを課すことができる。
2)RRS29.1およびRRS30.1に関わる規則違反については、5%のタイム・ペナルティを適用
する。その場合には、レース委員会の抗議は必要としない。
3)岩礁・大謀網などから離脱する為にエンジンを使用した場合にはプロテスト委員会の判断により、失
格または20%のタイム・ペナルティを課すことができる。
次の規則違反については、プロテスト委員会の判断により、失格または2縲怩T%のタイム・ぺナルテ
ィを課すことができる。
19.レース艇の義務
1)出艇申告しスタートしない艇はレース本部へ直ちに連絡しなければならない。途中、棄権した艇又は
タイムリミットにかかった艇も、レース本部にすみやかに連絡しなければならない。電話による時は
必ず艇の責任者がおこない、第三者に伝言を託してはならない。
2)事故のあった艇はすみやかに事故報告書をレース本部に提出しなければならない。
3)海況に応じてライフジャケット、ライフベルトを着用すること。但し、日の出前は必ずどちらかを着
用すること。
20.レース旗
1)レース参加艇はJSAF所定のレース旗、又は各クラブレース旗をスタート10分前からフィニッシ
ュするまで、もしくは棄権するまでバックステーに掲げること。その高さは1.5m以上とする。
どうしても支障がある場合はよく見える別の場所でも可。
2)レースを棄権した場合にはレース旗を直ちに降ろさなければならない。
21.ハンディキャップ
1)方式
IMS部門:
「オーシャンレース」を使用する。ミックスディヴィジョンレースとする。クルーザーレーサーディ
ヴィジョンにはDAを適用する。アコモデーションノンファイルド艇にはTAの1%ペナルティを与
える。
ORCクラブ部門:
「パフォーマンスライン」を使用する。ミックスディヴィジョンレースとする。
ノンレーティング部門:
TSF方式により順位を決定する。
2)修正時間は、秒単位迄を算出し、小数点以下を四捨五入する。
3)修正時間が同一の場合には、IMS部門とORCクラブ部門はGPHの大きい方の艇を上位とする。
ノンレーティング部門はTSF値の小さい方の艇を上位とする。
22.部門分けと得点(JSAF外洋東海2001年度レース実施要項)
各部門は、2艇以上の参加をもって成立する。スタートした艇の数に関らず正規に完走した艇のみが順位
による得点を得ることができ、フィニッシュしなかった艇は順位によらない(DNFなどの)得点しか得
られない。
各部門は参加数に応じてさらにクラス分けをすることがある。
23.表彰(JSAF外洋東海2001年度レース実施要項)
参加数に応じて、それぞれの部門(クラス)の上位を表彰する。
・JSAF外洋東海5月23日(水)親睦会にて表彰する。時間、場所は対象艇に追って連絡する。
24.レース委員会
レース委員長 渡辺 行彦
レース副委員長 竹内 秀巳(衣浦ヨットクラブ)
〃 岡 吉樹(VOC)
所在(本部)
4月28日(土)20:00より4月29日(日)01:00迄
衣浦ヨットクラブ クラブハウス TEL 0569竏窒V3竏窒Q426
4月29日(日)01:00より19:00迄
VOC・志摩ヨットハーバー TEL 05996竏窒U竏窒O933
25.緊急救助体制
各艇からの連絡状況、気象・海象の状況等から遭難の可能性が高いとレース委員会が判断した場合は、当
該艇から申告を受けた緊急連絡先に連絡し、協議のうえ海上保安庁に捜索要請を行うことがある。
参考 RRS30スタートのペナルティー
30.1 ?旗規則
準備信号の前、又は準備信号と共に?旗が掲揚され、かつスタート信号前の1分間に、艇体、乗員又
は艤装の一部がスタートライン又はその延長線のコースサイドにある場合、その艇はスタートする前
にスタートラインのいずれかの端を回って、スタートラインのプレスタートサイドに帆走しなければ
ならない。
26.緊急連絡先
名古屋海上保安部 052竏窒U61竏窒S999
鳥羽海上保安部 0599竏窒Q6竏窒S999
(同)浜島分室 05995竏窒R竏窒O300
衣浦海上保安署 0569竏窒Q2竏窒S999
四日市海上保安部 0593竏窒T3竏窒S999