第2回クラブ対抗選手権レース帆走指示書 2001.04.27
第2回クラブ対抗選手権帆走指示書
1.適用規則
セーリング競技規則(RRS)2001-2004(附則D チーム・レース競技規則は除く)、JSAF外洋レー
ス規則2000、JSAF・ORCクラブ運用規定、JSAF外洋東海2001年度レース実施要項および当
該実施要項、本帆走指示書とする。
但し、本帆走指示書により変更された上記規則の規定は除かれる。
2.出艇申告、艇長会議
1)事前の出艇申告 出来るだけ5月31日(木曜)までにEメールまたはファックスでJSAF外
洋東海へレースに乗艇する乗員を申告すること。又、当日も受け付ける。
誓約書はレース当日レース本部に提出すること。
2)出艇申告 6月3日(日)07:45縲怩O8:30 日産マリーナ東海
3)艇長会議 6月3日(日)08:00縲怩O8:30 日産マリーナ東海
各艇の艇長は必ず出席すること。
3.競技者への通告
1)競技者に対する通告はレース本部前の 公式掲示板にて行う。
2)レース委員会からの通告及び帆走指示書の変更等は、最初のレース、スタート予定時刻の90分
前までに公式掲示板に掲示される。
4.陸上(海上)で発せられる信号
1)陸上で発せられる信号は、レース本部前に設置するフラッグポールに掲げられる。
国際信号旗の意味は次の通り。
竏?’N’
本日のレースは中止された。
竏?’AP’
スタートしていないレースを延期する。
予告信号は降下55分以降に発する。
竏?’L’
陸上:競技者への通告を掲示した。
海上:声の届く範囲に来い。またはこの艇に続け。
信号旗の掲揚と同時にRRS’レース信号’に基づく音響信号が発せられる。
5.レースの日程
レース 予告信号の時刻
第1レース 6月 3日(日) 09:55
第2レース 6月 3日(日) 第1レース終了後
第3レース 6月 3日(日) 第2レース終了後
第2、第3レースのスタート時刻は本部船に掲げるL旗降下後、6分とする。
16:00以降のスタートは行わない。
6.レース海面
レースは日産マリーナ東海より、南に約3マイル沖合いの海面。
7.コース
1)レースのコースは、スタート(2)→1→2→1→2→フィニッシュ(1)
マークは、全て反時計回りに廻航すること。
第1.2レグ 第3.4レグ 第5レグ
1 1 1↑△
┌─┐ ┌─┐ ○│
│○│ │○│ │
│ │ │ │ │
│ │ │ │ │
│ │ │ │ │
│ │ ↓2│ │
│2│ ○│ 2│○│
↓○│△ ─┘ └─┘
2)各レース共、スターティングラインから最初のマークへの概略コンパス方位と距離は、本部船に
掲示する。
8.マーク
マークはオレンジ色ブイを使用する。
9.コミッティーボート
1)スタート・フィニッシュの本部船には、JSAFエンサインを掲揚する。
スタート後フィニッシュラインを設置するまで本部船はコミッティーボートとなる。
2)本部船以外のコミッティーボートにはコミッティー旗(白地に赤横線2本)を掲揚する。
10.スタート
1)スタートは、RRS26を用い、クラス旗はJSAFクラブ旗を使用する。
信号 旗と音響 スタート信号までの時間(分)
予告 クラス旗;音響1声 5分
準備 P旗、I旗、Z旗、I旗とZ旗、または黒色旗;音響1声 4分
1分前 準備信号の降下;長音1声 1分
スタート クラス旗の降下;音響1声 0
2)スターティングラインはポートの端となるオレンジ色のマークと、スターボードの端となる本
部船のオレンジ旗掲揚ポールの間とする。
レース艇はスタート信号後、5分以内にスタートしなければならない。同時刻までスタートし
なかった艇はDNSとする。
11.個別のリコール
リコール艇があった場合には、本部船にX旗を掲げ音響信号1声が発せられる。
掲揚の時間は、全てのリコール艇がスターティングライン、又はその延長線のプレスタート・サイ
ドに完全に入るまで、また規則30.1が適用された場合にはそれに従うまで、またはスタート信号後
の4分間とする。
12.ゼネラルリコール
スタート信号時にスタートラインのコースサイドにいる艇、もしくは規則30の適用を受ける艇を特
定できない場合、またはスタートの手順に誤りがあった場合、レース委員会はゼネラルリコール信
号の第1代表旗を掲揚し、音響信号2声を発する。第1代表旗は次の予告信号1分前に降下する。
13.スタートの延期
スタートの延期は、本部艇にAP旗を掲揚し、音響信号(2声)を発して通告する。
スタート予告信号はAP旗降下1分後とする。
14.スタート後のコース変更、コース短縮
1)スタート後のコース変更はマークを移動して設置する。マークがまだ設置されていなくても、
先頭艇が新しいレグを始める前にコミッティーボートにC旗を掲揚し、変更後のマークへの概
略のコンパス方位を表示し、反復音響信号により通告する。
2)コースを短縮する場合は、コミッティーボートにS旗を掲揚し、音響信号2発を発する。
またコース短縮の信号が発せられた場合は、トップ艇がまさに回航せんとするマークでフィニ
ッシュするものとする。
15.フィニッシュ
フィニッシングラインはポートの端となるオレンジ色のフィニッシュマークとスターボードの端と
なる本部船のブルー旗掲揚ポールの間とする。
但し、フィニッシュの本部船はブルー旗掲揚のコミッティーボートで行うことがある。
16.タイムリミット
タイムリミットはスタート後90分とし、それ以前にフィニッシュ出来なかった艇はDNFとす
る。
17.ジュリ竏秩@
都築 勝利 大島 茂樹 長谷川富延 豊田 哲郎 河内道夫
18.抗 議
1)抗議はRRS-61に従って行なわなければならない。
2)抗議のある艇は所定の書式に記入し、最終レース終了後1時間以内にレース本部に提出しなけ
ればならない。
3)抗議にかかわる通告は抗議締切り後出来るだけ早く、レ竏茶X本部前に設置する公式掲示板に掲
示される。
19.失格に代わる罰則
1)RRS第2章の規則違反については、失格に代わる罰則として、(720°回転)の罰則が適
用される。
2)その他の規則違反については、ジュリーの判断により、失格または失格に代わる罰則としてタ
イム・ペナルティー(5%)を課すことができる。
但し、軽微な規則違反については、ジュリーの判断により、罰則を課さないことがある。
20.レース旗
1)レース参加艇は各クラブ旗又はそれに準ずる旗をスタート10分前からレース終了まで、もし
くは棄権するまでバックステイに掲揚しなければならない。
但し、その高さはレース旗の下端がデッキの上から1.5m以上とする。
2)レースを棄権した場合には、直ちにレース旗を降ろさなければならない。
21.ライフジャケット
1)海況に応じてライフジャケット、ライフベルトを着用すること。
2)本部船にY旗が掲揚された場合、乗組員全員はライフジャケットを着用しなければならない。
22.ハンディキャップ
1)方式 「パフォーマンスライン」を適用する。ミックスディヴィジョンレースとする。エイジ
アローワンス(×2)を適用する。
2)修正時間は、秒単位迄を算出し、少数点以下を四捨五入する。
3)修正時間が同一の場合には、GPHの大きい方の艇を上位とする。
23.得点
1)得点及び順位は
1位(エントリー数+1/4点) DNS (DNCの艇数+1点)
2位(エントリー数―1点) OCS 同上
3位(エントリー数―2点) DNF 同上
RET 同上
以下同様とする DNC 1点
DSQ 0点
の高得点方式とし、捨てレースは無いものとする。
2)総合順位は、各艇の得点をチームごとに合計し、合計得点の大きいチームを上位とする。
1.チームが3艇未満でエントリーした場合の得点は、RRS付則A.9を準用する。すなわ
ち、シリーズに参加した艇の数に1を加えたフィニッシュの順位の得点を、参加しなかっ
た艇の数分そのチームに与える。
2.チームの得点がタイとなった場合には、最終レースの合計得点の多いチームを上位とす
る。
それでもタイが解けない場合は、その前のレースの合計得点の多いチームとする。タイが
解けるまで同様とする。
24.レース委員会(レース本部)の所在、及び役員
6月 3日(日)07:45分から18:30まで日産マリーナ東海
TEL:0563竏窒U2竏窒S511
大会役員
大会会長 丹羽 徳子
レース委員長 加古 恭一
レース副委員長 豊田 哲郎 沢田一彦
ジュリー委員長 都築 勝利
25.緊急連絡先
蒲郡海上保安署 TEL:0533竏窒U8竏窒S999
TEL:118