第3回クラブ対抗選手権レース帆走指示書 2002.04.01
第3回クラブ対抗選手権帆走指示書
1.適用規則
セーリング競技規則(RRS)2001-2004(附則D チーム・レース競技規則は除く)、JSAF外洋レー
ス規則2000、JSAF・ORCクラブ運用規定、JSAF外洋東海2002年度レース実施要項および当
該実施要項、本帆走指示書とする。
但し、本帆走指示書により変更された上記規則の規定は除かれる。
2.出艇申告、艇長会議
1)事前の出艇申告 出来るだけ4月4日(木曜)までにEメールまたはファックスでJSAF外洋
東海へレースに乗艇する乗員を申告すること。又、当日も受け付ける。
誓約書はレース当日レース本部に提出すること。
2)出艇申告 4月7日(日)07:45縲怩O8:30 富貴クラブハウス
3)艇長会議 4月7日(日)08:00縲怩O8:30 富貴クラブハウス
各艇の艇長は必ず出席すること。
3.競技者への通告
1)競技者に対する通告はレース本部前の公式掲示板にて行う。
2)レース委員会からの通告及び帆走指示書の変更等は、最初のレース、スタート予定時刻の90分
前までに公式掲示板に掲示される。
4.陸上(海上)で発せられる信号
1)陸上で発せられる信号は、レース本部前に設置するフラッグポールに掲げられる。
国際信号旗の意味は次の通り。
竏?’N’
本日のレースは中止された。
竏?’AP’
スタートしていないレースを延期する。
予告信号は降下85分以降に発する。
竏?’L’
陸上:競技者への通告を掲示した。
海上:声の届く範囲に来い。またはこの艇に続け。
信号旗の掲揚と同時にRRS’レース信号’に基づく音響信号が発せられる。
5.レースの日程
レース 予告信号の時刻
第1レース 4月 7日(日) 09:55
第2レース 4月 7日(日) 第1レース終了後
2レースのスタート時刻は本部船に掲げるL旗降下後、6分とする。
14:30以降のスタートは行わない。
6.レース海面
レースは衣浦港防潮堤赤灯台より、南に約3マイル沖合いの海面。
7.コース
1)レースのコースは、スタート(2)→1→2→1→2→フィニッシュ(1)
マークは、全て反時計回りに廻航すること。
第1.2レグ 第3.4レグ 第5レグ
1 1 1↑△
┌─┐ ┌─┐ ○│
│○│ │○│ │
│ │ │ │ │
│ │ │ │ │
│ │ │ │ │
│ │ ↓2│ │
│2│ ○│ 2│○│
↓○│△ ─┘ └─┘
2)各レース共、スターティングラインから最初のマークへの概略コンパス方位と距離は、本部船に
掲示する。
8.マーク
マークはオレンジ色ブイを使用する。
9.コミッティーボート
1)スタート・フィニッシュの本部船には、JSAFエンサインを掲揚する。
スタート後フィニッシュラインを設置するまで本部船はコミッティーボートとなる。
2)本部船以外のコミッティーボートにはコミッティー旗(白地に赤横線2本)を掲揚する。
10.スタート
1)スタート・フィニッシュの本部船には、JSAFエンサインを掲揚する。
スタート後フィニッシュラインを設置するまで本部船はコミッティーボートとなる。
2)本部船以外のコミッティーボートにはコミッティー旗(白地に赤横線2本)を掲揚する。
10.スタート
1)スタートは、RRS26を用い、クラス旗はJSAFクラブ旗を使用する。
信号 旗と音響 スタート信号までの時間(分)
予告 クラス旗;音響1声 5分
準備 P旗、I旗、Z旗、I旗とZ旗、または黒色旗;音響1声 4分
1分前 準備信号の降下;長音1声 1分
スタート クラス旗の降下;音響1声 0
2)スターティングラインはポートの端となるオレンジ色のマークと、スターボードの端となる本
部船のオレンジ旗掲揚ポールの間とする。
レース艇はスタート信号後、5分以内にスタートしなければならない。同時刻までスタートし
なかった艇はDNSとする。
11.個別のリコール
リコール艇があった場合には、本部船にX旗を掲げ音響信号1声が発せられる。
掲揚の時間は、全てのリコール艇がスターティングライン、又はその延長線のプレスタート・サイ
ドに完全に入るまで、また規則30.1が適用された場合にはそれに従うまで、またはスタート信号後
の4分間とする。
12.ゼネラルリコール
スタート信号時にスタートラインのコースサイドにいる艇、もしくは規則30の適用を受ける艇を特
定できない場合、またはスタートの手順に誤りがあった場合、レース委員会はゼネラルリコール信
号の第1代表旗を掲揚し、音響信号2声を発する。第1代表旗は次の予告信号1分前に降下する。
13.スタートの延期
スタートの延期は、本部艇にAP旗を掲揚し、音響信号2声を発して通告する。
スタート予告信号はAP旗降下1分後とする。
14.コースの変更
1)コースの変更は、その変更されるレグの起点となるマークの近くでコミッティボートにC旗を
掲揚し、かつ、反復音響信号を発し、新しいマークの大凡の方位と距離を掲示して通告する。
2)コースの変更は、新しいマークが設置されていなくても、その変更されるレグを先頭艇が帆走
する前に通告される。
15.コースの短縮
コースの短縮は、コミッティボートにS旗を掲揚し、音響信号2声を発して通告する。
この場合にはレース艇はブルー旗を掲揚したコミッティボートとマークの間でフィニッシュするこ
と。
16.レースの中止
レースの中止は、本部艇にN旗あるいはN/H旗またはN/A旗を掲揚し、音響信号3声を発して
通告する。
新しいスタートの予告信号はN旗降下1分後とする。
17.フィニッシュ
フィニッシングラインはポートの端となるオレンジ色のフィニッシュマークとスターボードの端と
なる本部船のブルー旗掲揚ポールの間とする。
但し、フィニッシュの本部船はブルー旗掲揚のコミッティーボートで行うことがある。
18.タイムリミット
タイムリミットはスタート後120分とし、それ以前にフィニッシュ出来なかった艇はDNFとす
る。
19.ジュリ竏秩@
都築 勝利 大島 茂樹 長谷川富延 豊田 哲郎 河内道夫
20.抗 議
1)抗議はRRS-61に従って行なわなければならない。
2)赤色旗を掲揚してフィニッシュし、かつ、抗議を提出する艇は、フィニッシュ後、その旨を本
部艇またはコミッティボートに直ちに報告しなければならない。(RRS61.1-追加)
3)抗議のある艇は所定の書式に記入し、最終レース終了後1時間以内にレース本部に提出しなけ
ればならない。
4)抗議にかかわる通告は抗議締切り後出来るだけ早く、レ竏茶X本部前に設置する公式掲示板に掲
示される。
21.失格に代わる罰則
1)RRS第2章の規則違反については、失格に代わる罰則として、(720°回転)の罰則が適
用される。
2)その他の規則違反については、ジュリーの判断により、失格または失格に代わる罰則として
5%のタイム・ペナルティを課すことができる。
但し、軽微な規則違反については、ジュリーの判断により、罰則を課さないことがある。
3)岩礁・海苔網などから離脱する為にエンジンを使用した場合にはジュリーの判断により、失格
または20%のタイム・ペナルティを課すことができる。
22.レース旗
1)レース参加艇は各クラブ旗又はそれに準ずる旗を予告信号からレース終了まで、もしくは棄権
するまでバックステイに掲揚しなければならない。
但し、その高さはレース旗の下端がデッキの上から1.5m以上とする。
2)レースを棄権した場合には、直ちにレース旗を降ろさなければならない。
23.ライフジャケット
1)海況に応じてライフジャケット、ライフベルトを着用すること。
2)本部船にY旗が掲揚された場合、乗組員全員はライフジャケットを着用しなければならない。
24.ハンディキャップ
1)方式 「パフォーマンスライン」を適用する。ミックスディヴィジョンレースとする。
アコモデーションノンファイルド艇にはTAの1%ペナルティを与える。
エイジアローワンス(×2)を適用する。
2)修正時間は、秒単位迄を算出し、少数点以下を四捨五入する。
3)修正時間が同一の場合には、GPHの大きい方の艇を上位とする。
25.得点
1)得点及び順位
1位 エントリー数+1/4点 DNS DNCの艇数+1点
2位 エントリー数―1点 OCS 同上
3位 エントリー数―2点 DNF 同上
RET 同上
以下同様とする DNC 1点
DSQ 0点
2)上記の高得点方式とし、捨てレースは無いものとする。
3)総合順位は、各艇の得点をチームごとに合計し、合計得点の大きいチームを上位とする。
1.チームが3艇未満でエントリーした場合の得点は、RRS付則A.9を準用する。すなわ
ち、シリーズに参加した艇の数に1を加えたフィニッシュの順位の得点を、参加しなかっ
た艇の数分そのチームに与える。
2.チームの得点がタイとなった場合には、最終レースの合計得点の多いチームを上位とす
る。
26.レース委員会(レース本部)の所在、及び役員
4月 7日(日)07:45分から18:30まで富貴クラブハウス
TEL:090竏窒V674竏窒V783
大会役員
大会会長 丹羽 徳子
レース委員長 長坂 収
レース副委員長 河崎 金徳 加古 恭一
ジュリー委員長 都築 勝利
27.緊急連絡先
衣浦海上保安署 TEL:0569竏窒Q2竏窒S999
TEL:118