第4回クラブ対抗選手権レース帆走指示書 2003.03.10  

                第4回クラブ対抗選手権帆走指示書

1.適用規則
   セーリング競技規則(RRS)2001-2004(附則D チーム・レース競技規則は除く)、JSAF外洋レー
   ス規則2000、ORCクラブルール、JSAF外洋東海2003年度レース実施要項および当該実施要項、
   本帆走指示書とする。 
   但し、本帆走指示書により変更された上記規則の規定は除かれる。

2.出艇申告、艇長会議
   1)事前の出艇申告 出来るだけ4月3日(木曜)までにEメールまたはファックスでJSAF外洋
     東海へレースに乗艇する乗員を申告すること。又、当日も受け付ける。
     誓約書はレース当日レース本部に提出すること。  
   2)出艇申告 4月6日(日)07:45縲怩O8:30 富貴クラブハウス
   3)艇長会議 4月6日(日)08:00縲怩O8:30 富貴クラブハウス
     各艇の艇長は必ず出席すること。  
   
3.競技者への通告  
   1)競技者に対する通告はレース本部前の公式掲示板にて行う。
   2)レース委員会からの通告及び帆走指示書の変更等は、最初のレース、スタート予定時刻の90分
     前までに公式掲示板に掲示される。
  
4.陸上(海上)で発せられる信号
   1)陸上で発せられる信号は、レース本部前に設置するフラッグポールに掲げられる。
     国際信号旗の意味は次の通り。
      竏?’N’  
        本日のレースは中止された。  
      竏?’AP’  
        スタートしていないレースを延期する。
        予告信号は降下85分以降に発する。  
      竏?’L’  
        陸上:競技者への通告を掲示した。
        海上:声の届く範囲に来い。またはこの艇に続け。  
      信号旗の掲揚と同時にRRS’レース信号’に基づく音響信号が発せられる。  
  
5.レースの日程  
    レース                 予告信号の時刻  
   第1レース   4月 6日(日)     09:55  
   第2レース   4月 6日(日)     第1レース終了後  
    
   2レースのスタート時刻は本部船に掲げるL旗降下後、6分とする。
   14:30以降のスタートは行わない。
   
6.レース海面  
   レースは衣浦港防潮堤赤灯台より、南に約3マイル沖合いの海面。  
   
7.コース  
   1)レースのコースは、スタート(2)→1→2→1→2→フィニッシュ(1)  
     マークは、全て反時計回りに廻航すること。  

    第1.2レグ         第3.4レグ         第5レグ    
      1              1             1↑△  
     ┌─┐            ┌─┐            ○│  
     │○│            │○│             │  
     │ │            │ │             │  
     │ │            │ │             │  
     │ │            │ │             │  
     │ │            ↓2│             │  
     │2│             ○│          2│○│  
     ↓○│△            ─┘           └─┘  
  
   2)各レース共、スターティングラインから最初のマークへの概略コンパス方位と距離は、本部船に
     掲示する。  
        
8.マーク  
   マークはオレンジ色ブイを使用する。  
  
9.コミッティーボート  
   1)スタート・フィニッシュの本部船には、JSAFエンサインを掲揚する。  
     スタート後フィニッシュラインを設置するまで本部船はコミッティーボートとなる。  
   2)本部船以外のコミッティーボートにはコミッティー旗(白地に赤横線2本)を掲揚する。 

10.スタート  
    1)スタートは、RRS26を用い、クラス旗はJSAFクラブ旗を使用する。  
      信号    旗と音響             スタート信号までの時間(分) 

      予告   クラス旗;音響1声                  5分 

      準備   P旗、I旗、Z旗、I旗とZ旗、または黒色旗;音響1声 4分 
  
      1分前  準備信号の降下;長音1声               1分 
  
      スタート クラス旗の降下;音響1声                0 

    2)スターティングラインはポートの端となるオレンジ色のマークと、スターボードの端となる本
      部船のオレンジ旗掲揚ポールの間とする。  
      レース艇はスタート信号後、5分以内にスタートしなければならない。同時刻までスタートし
      なかった艇はDNSとする。  

11.個別のリコール  
    リコール艇があった場合には、本部船にX旗を掲げ音響信号1声が発せられる。  
    掲揚の時間は、全てのリコール艇がスターティングライン、又はその延長線のプレスタート・サイ
    ドに完全に入るまで、また規則30.1が適用された場合にはそれに従うまで、またはスタート信号後
    の4分間とする。

12.ゼネラルリコール  
    スタート信号時にスタートラインのコースサイドにいる艇、もしくは規則30の適用を受ける艇を特
    定できない場合、またはスタートの手順に誤りがあった場合、レース委員会はゼネラルリコール信
    号の第1代表旗を掲揚し、音響信号2声を発する。第1代表旗は次の予告信号1分前に降下する。

13.スタートの延期
    スタートの延期は、本部艇にAP旗を掲揚し、音響信号2声を発して通告する。
    スタート予告信号はAP旗降下1分後とする。
  
14.コースの変更
    1)コースの変更は、その変更されるレグの起点となるマークの近くでコミッティボートにC旗を
      掲揚し、かつ、反復音響信号を発し、新しいマークの大凡の方位と距離を掲示して通告する。
    2)コースの変更は、新しいマークが設置されていなくても、その変更されるレグを先頭艇が帆走
      する前に通告される。

15.コースの短縮
    コースの短縮は、コミッティボートにS旗を掲揚し、音響信号2声を発して通告する。
    この場合にはレース艇はブルー旗を掲揚したコミッティボートとマークの間でフィニッシュするこ
    と。

16.レースの中止
    レースの中止は、本部艇にN旗あるいはN/H旗またはN/A旗を掲揚し、音響信号3声を発して
    通告する。
    新しいスタートの予告信号はN旗降下1分後とする。

17.フィニッシュ  
    フィニッシングラインはポートの端となるオレンジ色のフィニッシュマークとスターボードの端と
    なる本部船のブルー旗掲揚ポールの間とする。
    但し、フィニッシュの本部船はブルー旗掲揚のコミッティーボートで行うことがある。 
  
18.タイムリミット  
    タイムリミットはスタート後120分とし、それ以前にフィニッシュ出来なかった艇はDNFとす
    る。  
   
19.ジュリ竏秩@ 
    都築 勝利  大島 茂樹  長坂  収  豊田 哲郎  河内道夫
  
20.抗  議  
    1)抗議はRRS-61に従って行なわなければならない。
    2)赤色旗を掲揚してフィニッシュし、かつ、抗議を提出する艇は、フィニッシュ後、その旨を本
      部艇またはコミッティボートに直ちに報告しなければならない。(RRS61.1-追加)
    3)抗議のある艇は所定の書式に記入し、最終レース終了後1時間以内にレース本部に提出しなけ
      ればならない。  
    4)抗議にかかわる通告は抗議締切り後出来るだけ早く、レ竏茶X本部前に設置する公式掲示板に掲
      示される。  

21.失格に代わる罰則   
    1)RRS第2章の規則違反については、失格に代わる罰則として、(720°回転)の罰則が適
      用される。
    2)その他の規則違反については、ジュリーの判断により、失格または失格に代わる罰則として 
      5%のタイム・ペナルティを課すことができる。
      但し、軽微な規則違反については、ジュリーの判断により、罰則を課さないことがある。
    3)岩礁・海苔網などから離脱する為にエンジンを使用した場合にはジュリーの判断により、失格
      または20%のタイム・ペナルティを課すことができる。
  
22.レース旗  
    1)レース参加艇は各クラブ旗又はそれに準ずる旗を予告信号からレース終了まで、もしくは棄権
      するまでバックステイに掲揚しなければならない。 
      但し、その高さはレース旗の下端がデッキの上から1.5m以上とする。  
    2)レースを棄権した場合には、直ちにレース旗を降ろさなければならない。  
  
23.ライフジャケット  
    1)海況に応じてライフジャケット、ライフベルトを着用すること。  
    2)本部船にY旗が掲揚された場合、乗組員全員はライフジャケットを着用しなければならない。
  
24.ハンディキャップ  
    1)方式 「タイムオンタイム」を適用する。ミックスディヴィジョンレースとする。
         アコモデーションノンファイルド艇にはTAの1%ペナルティを与える。
         エイジアローワンス(×2)を適用する。
    2)修正時間は、秒単位迄を算出し、少数点以下を四捨五入する。
    3)修正時間が同一の場合には、GPHの大きい方の艇を上位とする。
25.得点 
    1)得点及び順位
     1位 エントリー数+1/4点      DNS   DNCの艇数+1点 
     2位 エントリー数―1点       OCS     同上 
     3位 エントリー数―2点       DNF     同上 
                        RET     同上 
     以下同様とする            DNC      1点 
                        DSQ     0点 
  
    2)上記の高得点方式とし、捨てレースは無いものとする。 
    3)総合順位は、各艇の得点をチームごとに合計し、合計得点の大きいチームを上位とする。
      チームが3艇未満でエントリーした場合の得点は、RRS付則A.9を準用する。すなわち、
      シリーズに参加した艇の数に1を加えたフィニッシュの順位の得点を、参加しなかった艇の数
      分そのチームに与える。

26.タイ
    チームの得点がタイとなった場合には、最終レースの合計得点の多いチームを上位とする。
    それでも解けない場合は、最終レースのクラブチーム艇の中で成績上位の方を上位とする。

27.レース委員会(レース本部)の所在、及び役員  
    4月 6日(日)07:45分から18:30まで富貴クラブハウス
            TEL:090竏窒R454竏窒O571(長坂 収)

   大会役員
     大会会長     丹羽 徳子
     レース委員長   豊田 哲郎
     レース副委員長  河崎 金徳  長坂  収
     ジュリー委員長  都築 勝利
  
28.緊急連絡先 
    衣浦海上保安署  TEL:0569竏窒Q2竏窒S999