第18回エリカカップヨットレース帆走指示書 2004.05.17  

                第18回エリカカップヨットレース
                      帆走指示書
                                    主催 JSAF外洋東海
1.適用規則
 ORCクラブ部門:
  セーリング規則(RRS)2001-2004、JSAF外洋レース規則2000、ORCクラブルール、JSAF特別規
  定(SR)2003-2004、JSAF外洋東海2004年度レース実施要項および本帆走指示書とする。
 オープン部門:
  セーリング規則(RRS)2001-2004、JSAF外洋レース規則2000、TSF方式、JSAF外洋東海2004年
  度レース実施要項および本帆走指示書とする。
  
  両部門共、本帆走指示書により変更された上記規則の規定は除かれる。
  本大会はRRS附則セクション「ISAF広告規定20.3」を適用し、カテゴリーAの大会です。

2.責任の所在
 1)艇と乗組員の安全の確保はオーナーの避けられない責任であり、オーナーは、所有艇が十分に艤装さ
   れ、かつ、必要な耐航性を保ち、荒天の海にも適した経験豊かなクルーを乗り組ませるようにしなけ
   ればならない。
   オーナーは、船体、スパー、リギン、セールおよび全ての備品を確実に整備し、また安全備品が適正
   に維持格納され、それ等の使用法と置場所を乗組員に熟知させておかなければならない。
 2)乗組員は、自己の責任に於て自身の安全を確保し、落水等のないよう努め、かつ、艇と乗組員の安全
   の確保に努めなければならない。
   乗組員は、荒天の海にも耐え得る精神力と体力を養い、かつ、操艇または作業ができるよう技術を磨
   き、また全ての装備および安全備品の使用法と置場所を熟知するよう努めなければならない。
 3)何れの艇に乗るか、またレースに参加するか否かは全て各乗組員の責任のみで決定される。
 4)レース艇がスタートするか否か、またレースを続行するか否かは、全て各艇の責任のみで決定される
 5)参加艇や乗組員の事故(死亡、障害、沈没、破損等)および第三者に与えた損害についてはJSAF
   並びに主催団体は如何なる責任も負わない。

3.参加資格
 1)参加艇はJSAF登録艇、非会員艇のいずれも参加できる。
 2)部門別
   ORCクラブ部門:
     ORCクラブレーティング2004を所有している艇で日本小型船舶検査機構の検査証を所持してい
     ること。
   オープン部門:
     クルーザーヨットで日本小型船舶検査機構の検査証を所持していること。ハンディキャップ(T
     SF)はレース委員会が決定する。
 3)乗員
   ・乗員は両部門共3名以上で、
    イ)ORCクラブ部門は全員が、JSAF外洋の会員であること。ファミリー会員、準会員も会員
      扱いとする。又、オーナーが乗艇している場合、オーナー権利として、非会員2名を会員扱い
      とする。
    ロ)オープン部門に参加する場合、乗員のうち1名は外洋ヨットレース規則の理解を深めるためJ
      SAF外洋の会員であること。但し、登録艇、クラブ会員所属艇は除く。
 4)乗員登録
   参加艇は乗組員の登録を出艇申告時に所定の用紙によりおこなうものとする。
 5)参加料  1艇
   JSAF登録艇  12,000円
   クラブ会員所属艇 14,000円
   非登録艇     15,000円
   事前振込み。いずれも食事券2名分含む

4.レース日程
      5月23(日) ORC部門スタート     10:00(予定)
              オープン部門 第1スタート 10:10(予定)
                     第2スタート 10:20(予定)
   部門別のクラス分けは、艇長会議で発表する。

5.出艇申告
   5月22日(土)14:00縲怩P5:00  於 蒲郡市民会館 中ホール入口
   ORCクラブ部門は5月20日までにJSAF外洋東海事務局へ事前申告すること。

6.艇長会議
   5月22日(土)15:00縲怩P7:00  於 蒲郡市民会館 中ホール
   ※必ず1名は出席すること

7.競技者への通告
  競技者への通告は、ラグナマリーナレース本部前に設置された公式掲示板に掲示される。
   公式掲示板 確認時間  レース当日 08:30

8.レース海面
  ラグーナ蒲郡沖 三河大島の南東海面

9.コース
【ORCクラブ部門】スタート(3)竏窒P竏虫O角ブイ竏窒P竏虫O角ブイ竏茶tィニッシュ
【オープン部門】スタート(3)竏窒P竏窒Q竏窒R竏茶tィニッシュ
  とし、マークはすべて反時計廻りとする。
  1マークへの角度、距離は本部船「シャングリラ?」から掲示板で示される。

10.マーク
 三角マークは赤色のブイ、その他のマークは黄色の円筒形ブイを使用する。
 フィニッシュのリミットマークは黄色の三角ブイを使用する。

11.コミッティボート
 本部船「シャングリラ?」にはJSAFエンサインを掲揚し、コミッティボートには、コミッティー旗 
 (白地に赤横線2本)を掲揚する。

12.スタート方法及びスタートに関する信号
 1)スタートラインはポートの端となる黄色のマーク(3)とスターボードの端となる本部船「シャング
   リラ?」のオレンジ旗掲揚マストの間とする。
 2)レースは以下によってスタートする。
    6分前 予告信号 スタート識別旗   ORCクラブ部門-ピンク旗     掲揚 
                    オープン部門第1スタート-グリーン旗  音響信号1声 
                    オープン部門第2スタート-ブルー旗
    5分前 準備信号 P旗 I旗 掲揚      音響信号1声
    1分前        I旗 降下        音響信号長音1声
    0分前 スタート信号 P旗 スタート識別旗降下 音響信号1声
 3)最初のスタートからRRS30.1に基づくラウンド・アン・エンド規則を適用する
    (  ページの参考と解説図参照)。
 
13.リコール(RRS29を以下と置き換える)
 1)個別リコ竏茶汲フ場合にはスタ竏茶g信号の直後にX旗を掲揚し、音響信号1声が発せられる。掲揚の時
   間は、全てのリコ竏茶拠ェスタ竏茶gラインの内側に完全に復帰するまで、あるいはスタート信号後の
   4分間とする。
 2)ゼネラル・リコールの場合には、第1代表旗を掲揚し音響信号2声が発せられる。
   第1代表旗は新しいスタートの準備信号1分前に降下する。
   前のスタートでゼネラル・リコールがあった場合、次のスタート予定時間は順次10分繰り下げられ
   る。
 3)両部門共スタートラインは5分後に消滅する。

14.スタート後のコース変更、コース短縮
 スタート後、コース変更(C旗)またはコース短縮(S旗)することがある。
 この場合、コミッティボートにORCクラブ部門はピンク旗、オープン部門第1スタートはグリーン旗、
 オープン部門第2スタートはブルー旗の下にC旗またはS旗を掲揚し必要な指示をする。

15.フィニッシュ
 フィニッシングラインはポートの端となる三角ブイ(黄色)とスターボードの端となる
 本部船「シャングリラ?」またはコミッティボートのブルー旗掲揚ポールの間とする。

16.タイムリミット
 スタート時間にかかわらず、両部門共12:45とする。それ以前にフィニッシュ出来なかった艇はDN
 Fとする。

17.エンジンの使用
 スタート5分前以後はエンジンを使用してはならない。

18.スタート別識別旗
 レース参加艇は、出艇申告時に配布される次のスタート別識別旗をバックスティーに掲げること。
   ORCクラブ部門 … ピンク旗
   オープン部門 第1スタート … グリーン旗
   オープン部門 第2スタート … ブルー旗

19.レース艇の義務
 1)出艇申告しスタートしない艇は、レース本部へただちに連絡しなければならない。
 2)途中棄権した艇、又はタイムリミットにかかった艇は、レース本部にすみやかに連絡しなければなら
   ない。電話による時は必ず艇の責任者が行い、第三者に伝言を託してはならない。

20.ライフジャケット
 1)海況に応じてライフジャケット、ライフベルトを着用すること。
 2)本部船にY旗が掲揚された場合、乗組員全員はライフジャケットを着用しなければならない。

21.帰着申告
 レース参加艇は、自艇フィニッシュ後1時間30分以内に書面をもってレース本部(ラグナマリーナ)へ
 帰着申告をしなければならない。

22.ジュリー  
 都築勝利 二村種義 大島茂樹 長坂収 長谷川富延 河内道夫 

23.抗議
 1)抗議はRRS-61に従って行なわなければならない。
 2)赤色旗を掲揚してフィニッシュし、かつ、抗議を提出する艇は、フィニッシュ後、その旨を本部船に
   直ちに報告しなければならない。
 3)抗議のある艇は所定の書式に記入し、自艇フィニッシュ後1時間以内にレース本部(ラグナマリー 
   ナ)に提出しなければならない。
 4)抗議にかかわる通告は抗議締切り後出来るだけ早く、ラグナマリーナレ竏茶X本部前に設置する公式掲
   示板に掲示される。

23.失格に代わる罰則
 1)RRS第2章の規則違反については、失格に代わる罰則として、(720°回転)の罰則が適用され
   る。
 2)その他の規則違反については、ジュリーの判断により、失格または失格に代わる罰則として5%のタ
   イム・ペナルティを課すことができる。
   但し、軽微な規則違反については、ジュリーの判断により、罰則を課さないことがある。
 3)岩礁・海苔網などから離脱する為にエンジンを使用した場合にはジュリーの判断により、失格または
   20%のタイム・ペナルティを課すことができる。

24.ハンディキャップ
 ORCクラブ部門:
  1)方式 ?「タイムオンタイム」を適用する。ミックスディヴィジョンレースとする。
       ?アコモデーションノンファイルド艇にはTAの1%ペナルティを与える。
       ?エイジアローワンス(×2)を適用する。
  2)修正時間は、秒単位迄を算出し、少数点以下を四捨五入する。
  3)修正時間が同一の場合には、GPHの大きい方の艇を上位とする。

 オープン部門:
  1)TSF方式により順位を決定する。
  2)修正時間は、秒単位迄を算出し、小数点以下を四捨五入する。
  3)修正時間が同一の場合には、TSF値の小さい方の艇を上位とする。

25.表彰
 賞は1ページの大会概要による。
 表彰式は、15:00縲怩P6:00 ラグナマリーナ フェスティバル・ピアにて

26.レース委員会(レース本部)の所在
 ラグナマリーナ会議室
 エリカカップヨットレース レース本部
 TEL 090竏箪r
 レース委員長  大島 茂樹
 レース副委員長 吹原 優二  長坂 収    
27.緊急連絡先
 蒲郡海上保安署 TEL(0533)68竏窒S999