第5回東海スプリングレガッタ&第6回クラブ対抗選手権帆走指示書 2005.04.17
1.適用規則
IMS部門:
セーリング規則(RRS)2005-2008、JSAF外洋レース規則2000、IMSルールおよびレギュレーショ
ンズ2004、JSAF特別規定(SR)2003-2004、JSAF外洋東海2005年度レース実施要項および本帆走
指示書とする。
ORCクラブ部門:
セーリング規則(RRS)2005-2008、JSAF外洋レース規則2000、ORCクラブルール、JSAF特別
規定(SR)2003-2004、JSAF外洋東海2005年度レース実施要項および本帆走指示書とする。
オープン部門:
セーリング規則(RRS)2005-2008、JSAF外洋レース規則2000、TSF方式、JSAF外洋東海2005
年度レース実施要項および本帆走指示書とする。
全部門共、本帆走指示書により変更された上記規則の規定は除かれる。
2.参加資格
1)参加艇はJSAF登録艇、非会員艇(オープン部門だけ)のいずれも参加できる。
2)部門別
IMS部門:
IMSレギュレーション第1章及び第2章を満たし、かつIMSの有効なレーティング2004を
所有している艇でJSAF特別規定(SR)2004に基づき、カテゴリー4以上の確認を済ま
せ、登録されている艇。
ORCクラブ部門:
有効なORCクラブレーティング2004を所有している艇でJSAF特別規定(SR)2004に基づ
き、カテゴリー4以上の確認を済ませ、登録されている艇。
オープン部門:
日本小型船舶検査機構の検査証を所持していること。ハンディキャップ(TSF)はレース委
員会が決定する。
3)乗員
?乗員は全部門共4名以上で、IMS部門、ORCクラブ部門は全員が、JSAF外洋の会員で
あること。ファミリー会員、準会員も会員扱いとする。
IMS部門、ORCクラブ部門ではオーナーが乗艇している場合、オーナー権利として、非会
員2名を会員扱いとする。
?オープン部門に参加する場合、乗員のうち1名は外洋ヨットレース規則の理解を深めるためJ
SAF外洋の会員であること。但し登録艇、クラブ会員所属艇は除く。
?シリーズを通してエントリーしている艇の乗員は、他艇との重複エントリーは出来ない。
4.出艇申告・体重チェック・艇長会議
1)事前:出艇申告(シリーズ中の乗員登録) 4月20日(水)までにEメール又はFAXでJSAF
外洋東海事務局へ申告すること。
2)体重チェック:体重チェックはIMS部門だけ
4月23日(土) 07:30縲怩O8:30 於:富貴クラブ
4月24日(日)の朝、出艇申告時に追加乗員の体重チェックを受付る。
一度体重チェックをした数値をシリーズ中の公式体重とする。
3)艇長会議 4月24日(日)08:00縲怩O8:30 富貴クラブ
各艇の艇長は必ず出席すること。又艇長は誓約書(事前にホームページから取れる方は
取って下さい。)にサインして提出すること。
クラブ対抗選手権だけに出場する艇の艇長会議は4月24日 07:15縲鰀07:30
4)レース別の出艇申告
レース艇は、その日のレースごと(2レース一緒に、また2レース目の乗換はジュリーの許可がな
ければ認めない)に所定のレース別出艇申告書(当日配布)をスタート予定時刻の90分前までに
レース本部へ提出しなければならない。又、本部船に対しスタート海面到着確認のスターンチェッ
クを受けなければならない。(本部船のスターン付近を通過すること)
5)乗員の追加登録
乗員の追加登録は、その日のスタート予定時刻の90分前迄とし、乗員参加料を添えて、レース本
部へ書面をもって行なうこと。
[会員証の写しと体重チェック(IMS部門だけ)必要]
5.競技者への通告
事前:レース3日前の4月20日から前日までに公式の通達を掲載することがあるので必ず確認するこ
と。
最終掲載時間は4月22日(金)15:00とする。
当日:富貴クラブ レース本部前に設置する公式掲示板に掲示される。
公式掲示板、確認時間 4月23日 08:30
6.インスペクション
レース委員会は、事前(当日の出艇申告受付時より)、事後(各艇フィニッシュ後20分まで)を含め
て参加艇がレースの条件に適合しているかをチェックする権限があり、艇の責任者はそれを拒否できな
い。
7.陸上(海上)で発せられる信号
1)陸上で発せられる信号は、レース本部前に設置するフラッグポールに掲げられる。
国際信号旗の意味は次の通り。
竏?’N’
本日のレースは中止された。
竏?’AP’
スタートしていないレースを延期する。
予告信号は降下85分以降に発する。
竏?’L’
陸上:競技者への通告を掲示した。
海上:声の届く範囲に来い。またはこの艇に続け。
信号旗の掲揚と同時にRRS’レース信号’に基づく音響信号が発せられる。
8.レースの日程 IMS部門・ORCクラブ部門・オープン部門 同時スタートとする。
【予告信号の時刻】
第1レース 4月23日(土) 09:55 (風上/風下レース)
第2レース 4月23日(土) 第1レース終了後(風上/風下レース)
第3レース 4月24日(日) 08:55 (風上/風下レース)
第4レース 4月24日(日) 第3レース終了後(風上/風下レース)
第2、4レースのスタート時刻は本部船に揚げるL旗降下6分後を目途とする。
4月23日は16:00以降のスタートは行わない。
4月24日は15:30以降のスタートは行わない。
9.レース海面
レース海面は衣浦港西防波堤灯台からMAG156度 3.5海里を中心とする半径1.5海里の円内
10.コース
1)レースのコースは、スタート(2)→1→2→1→2→フィニッシュ(1)
マークは、全て反時計回りに廻航すること。
第1.2レグ 第3.4レグ 第5レグ
1 1 1↑△
┌─┐ ┌─┐ ○│
│○│ │○│ │
│ │ │ │ │
│ │ │ │ │
│ │ │ │ │
│ │ ↓2│ │
│2│ ○│ 2│○│
↓○│△ ─┘ └─┘
2)各レース共、スターティングラインから最初のマークへの概略コンパス方位と距離は、本部船に掲示
する。
11.マーク
マークはオレンジ色ブイを使用する。
12.コミッティーボート
1)スタート・フィニッシュの本部船には、JSAFエンサインを掲揚する。
スタート後フィニッシュラインを設置するまで本部船はコミッティーボートとなる。
2)本部船以外のコミッティーボートにはコミッティー旗(白地に赤横線2本)を掲揚する。
13.スタート
1)スタートは、RRS26を用い、クラス旗はJSAFクラブ旗を使用する。
信号 旗と音響 スタート信号までの時間(分)
予告 クラス旗;音響1声 5分
準備 P旗、I旗、Z旗、I旗とZ旗、または黒色旗;音響1声 4分
1分前 準備信号の降下;長音1声 1分
スタート クラス旗の降下;音響1声 0
2)スターティングラインはポートの端となるオレンジ色のマークと、スターボードの端となる本部船
のオレンジ旗掲揚ポールの間とする。
レース艇はスタート信号後、4分以内にスタートしなければならない。同時刻までスタートしなか
った艇はDNSとする。
14.個別のリコール
リコール艇があった場合には、本部船にX旗を掲げ音響信号1声が発せられる。
掲揚の時間は、全てのリコール艇がスターティングライン、又はその延長線のプレスタート・サイドに
完全に入るまで、また規則30.1が適用された場合にはそれに従うまで、またはスタート信号後の4分間
とする。
15.ゼネラルリコール
スタート信号時にスタートラインのコースサイドにいる艇、もしくは規則30の適用を受ける艇を特定で
きない場合、またはスタートの手順に誤りがあった場合、レース委員会はゼネラルリコール信号の第1
表旗を掲揚し、音響信号2声を発する。第1代表旗は次の予告信号1分前に降下する。
16.スタートの延期
スタートの延期は、本部艇にAP旗を掲揚し、音響信号2声を発して通告する。
スタート予告信号はAP旗降下1分後とする。
17.コースの変更
1)コースの変更は、その変更されるレグの起点となるマークの近くでコミッティボートにC旗を掲揚
し、かつ、反復音響信号を発し、新しいマークの大凡の方位と距離を掲示して通告する。
2)コースの変更は、新しいマークが設置されていなくても、その変更されるレグを先頭艇が帆走する
前に通告される。
18.コースの短縮
コースの短縮は、コミッティボートにS旗を掲揚し、音響信号2声を発して通告する。
この場合にはレース艇はブルー旗を掲揚したコミッティボートとマークの間でフィニッシュすること。
19.レースの中止
レースの中止は、本部艇にN旗あるいはN/H旗またはN/A旗を掲揚し、音響信号3声を発して通告
する。
新しいスタートの予告信号はN旗降下1分後とする。
20.フィニッシュ
フィニッシングラインはポートの端となるオレンジ色のフィニッシュマークとスターボードの端となる
本部船のブルー旗掲揚ポールの間とする。
但し、フィニッシュの本部船はブルー旗掲揚のコミッティーボートで行うことがある。
21.タイムリミット
タイムリミットはスタート後120分とし、それ以前にフィニッシュ出来なかった艇はDNFとする。
22.ジュリ竏秩@
(委員長)都築 勝利 (委員)河内 道夫、大島 茂樹、長坂 収、豊田 哲郎
23.抗 議
1)抗議はRRS-61に従って行わなければならない。
2)赤色旗を掲揚してフィニッシュし、かつ、抗議を提出する艇は、フィニッシュ後、その旨を本部船
に報告しなければならない。
3)抗議のある艇は所定の書式に記入し、当日の最終レース自艇フィニッシュ後90分以内にレース本
部に提出しなければならない。
4)抗議にかかわる通告は 抗議締切り後出来るだけ早く、レ竏茶X本部前に設置する公式掲示板に掲示さ
れる。
24.失格に代わる罰則
1)RRS第2章の規則違反については、失格に代わる罰則として、RRS44.2の2回転ペナルテ
ィーが適用される。
2)その他の規則違反については、ジュリーの判断により、失格または失格に代わる罰則として5%の
タイム・ペナルティを課すことができる。
但し、軽微な規則違反については、ジュリーの判断により、罰則を課さないことがある。
3)岩礁・海苔網などから離脱する為にエンジンを使用した場合にはジュリーの判断により、失格また
は20%のタイム・ペナルティを課すことができる。
25.レース旗
レース参加艇は所定のレース旗を予告信号からレース終了まで、もしくは棄権するまでバックステイに
掲揚しなければならない。
但し、その高さはレース旗の下端がデッキの上から1.5m以上とする。
26.ライフジャケット
1)海況に応じてライフジャケット、ライフベルトを着用すること。
2)本部船にY旗が掲揚された場合、乗組員全員はライフジャケットを着用しなければならない。
27.帰着申告
レース艇は自艇フィニッシュ後(2レース目のフィニッシュ後)90分以内にレース本部に用意された
帰着申告書にサインすること。
28.ハンディキャップ
1)方式
IMS部門:
上/下コースの上と下の距離の割合によるBRR WINDSTEDYを使用。
ミックスディビジョンとしクルーザーレーサーディヴィジョンヨットにはDAを適用する。
アコモデーションノンファイルド艇にはTAの1%ペナルティーを与える。エイジアローワンス
(×2)を適用する。
ORCクラブ部門:
「TMF方式」を使用する。ミックスディヴィジョンレースとする。
アコモデーションノンファイルド艇にはTAの1%ペナルティを与える。
エイジアローワンス(×2)を適用する。
オープン部門:TSF方式により順位を決定する。
2)修正時間は、秒単位までを算出し、小数点以下を四捨五入する。
3)修正時間が同一の場合には、両部門共GPHの大きい方の艇を上位とする。
29.部門・クラス分け
各部門は2艇以上の参加をもって成立する。各部門は参加艇数に応じてさらにクラス分けをすることが
ある。
30.得点
1)シリーズの得点はRRS付則Aに規定された低得点方法を用いて記録する。
2)捨てレースは無いものとする。
3)クラブ対抗選手権(第3、第4レース)の総合順位は、各艇の得点をチームごとに合計し、合計得
点の小さいチームを上位とする。
チームが3艇未満でエントリーした場合の得点は、RRS付則A.9を準用する。すなわち、シリー
ズに参加した艇の数に1を加えたフィニッシュの順位の得点を、参加しなかった艇の数分そのチー
ムに与える。
31.シリーズの成立
本シリーズは4レースの内1レースの成立をもってシリーズの成立とする。
32.タイ
シリーズでのタイはRRS付則Aに規定された方法を用いて解く。
33.表彰(JSAF外洋東海2005年度レース実施要項)
参加艇数に応じて、それぞれの部門(クラス)の上位を表彰する。
・JSAF外洋東海5月親睦会(5月18日 19:15縲怩Q1:00「葡萄畑」TEL:052-962-4210
URL:www.ganetgr.jp/budoubatake)にて表彰する。
・賞 クラブ対抗選手権の優勝クラブにはクラブ対抗選手権カップ(持回り)とレプリカを与える。
・ 参考 第1回優勝 富貴クラブ
参考 第2回優勝 ラグナマリーナクラブ
第3回優勝 ラグナマリーナクラブ
第4回優勝 富貴クラブ
第5回優勝 ラグナマリーナクラブ
34.役員
大会会長 森岡 稔夫
レース委員長 長坂 収
ジュリー委員長 都築 勝利
35.レース委員会(レース本部)の所在
4月23日(土)07:30分から18:00まで
4月24日(日)07:30分から18:00まで
富貴クラブ TEL 0569竏窒V3竏窒U940
直通TEL 090竏窒R454竏窒O571(長坂)
36.緊急連絡先
衣浦海上保安署 ? 0569竏窒Q2竏窒S999