第3回全日本ORC Club CUP & 第30回東海チャンピオンシップ(ORC部門)帆走指示書 2005.10.24
主催 JSAF外洋東海
1.適用規則
セーリング競技規則(RRS)2005-2008、JSAF外洋レース規則2000、JSAF・ORCクラ運
用規定、JSAF特別規定2005-2006、当該レース公示並びに本帆走指示書とする。
但し、本帆走指示書により変更された上記規則の規定は除かれる。
2.責任の所在
1)艇と乗組員の安全の確保はオーナーの避けられない責任であり、オーナーは所有艇が十分に艤装さ
れ、かつ、必要な耐航性を保ち、荒天の海にも適した経験豊かなクルーを乗り組ませるようにしなけ
ればならない。オーナーは、船体、スパー、リギン、セールおよび全ての備品を確実に整備し、また
安全備品が適正に維持格納され、それ等の使用法と置場所を乗組員に熟知させておかなければならな
い。
2)JSAF特別規程(JSR)及びその他のJSAFが定める外洋レースに関わる特別規程の制定、適
用およびこれ等の諸規定に基づく検査の実施によって、オーナーの全面的な責任は免れえるものでは
ない。
3)乗組員は、自己の責任に於いて自身の安全を確保し、落水等のないよう努め、かつ、艇と乗組員の安
全の確保に努めなければならない。乗組員は、荒天の海にも耐え得る精神力と体力を養い、かつ、操
艇または作業ができるよう技術を磨き、また全ての装備および安全備品の使用方法と置場所を熟知す
るよう努めなければならない。
4)何れの艇に乗るか、またレースに参加するか否かは、全て各乗組員の責任のみで決定される。
5)レース艇がスタートするか否か、またレースを続行するか否かは、全て各艇の責任のみで決定さる。
6)参加艇や乗組員の事故(死亡、傷害、沈没、破損等)、について、JSAF並びに主催団体は如何な
る責任も負わない。
3.参加資格
1)参加艇はJSAFの登録艇であること。
2) ・主催団体が認める有効なORCクラブレーティング2005を所持している艇。
・JSAF特別規定(JSR)に基づき、カテゴリー?以上の確認を済ませ登録されている艇。
但し、レーティングを取得する時にIMSレーティングからコンバートした艇は、アンカーを2ヶ
搭載していること。
3)乗員
・乗員は4名以上で、全員がJSAF会員であること。
・他艇との重複エントリーは認めない。
4.乗員登録、艇長会議、レース別の出艇申告
1)シリーズ中の乗員登録 10月25日(火)までにEメールまたはファックスでJSAF外洋東海へ
全レースに乗艇する全ての乗員を申告すること。
2)艇長会議
東海チャンピオンシップ:10月30日(日)08:00縲怩O8:30 於)ラグナマリーナ
全日本ORC Club CUP:11月5日(日)08:00縲怩O8:30 於)ラグナマリーナ
各艇の艇長は必ず出席すること。艇長は誓約書(当日配布)にサインすること。
3)レース別の出艇申告
レース艇は、その日の(2レース分一緒に、また2レース目の乗換はジュリーの許可がなければ認め
ない)レース別出艇申告書(当日配布)をスタート予定時刻の90分前までにレース本部へ提出しな
ければならない。
4)乗員の追加登録
乗員の追加登録は、その日のスタート予定時刻の90分前迄とし、レース本部へ書面をもって行なう
こと。
[会員証の写し 必要]
5.競技者への通告
競技者に対する通告はラグナマリーナ大会議室のレース本部前公式掲示板にて行う。
6.帆走指示書の変更
帆走指示書の変更は、その日のスタート予定時刻の90分前までに公式掲示板に掲示される。
但し、レース日程の変更は発効する前日の18:00までに掲示する。
7.インスペクション
レース委員会は、事前(レース別の出艇申告受付時点縲恬告信号)および事後(その日の最終レース
のフィニッシュ時点縲怩U0分後)にインスペクション・チェックを行う場合がある。その場合艇長は
インスペクション・チェックに立ち会わなければならない。
8.陸上で発する信号
1)陸上で発する信号は、レース本部前のポールに掲揚される。
国際信号旗の意味は次の通り。
竏秩eN’
本日のレースは中止された。
竏秩eAP’
本日のレースは延期された。
予告信号はAP旗降下後、90分以降に発せられる。
竏秩eL’
競技者への通告が掲示されている。
信号旗の掲揚と同時にRRS‘レース信号’に基づく音響信号が発せられる。
9.レースの日程
1)東海チャンピオンシップ
10月30日(日)08:00縲怩O8:30 受付 出艇申告
艇長会議 (誓約書提出)
09:55 その日の最初のレースの予告信号
〔風上/風下コース 2本(予定)〕
全日本ORC Club CUP&東海チャンピオンシップ
11月5日(土) 08:00縲怩O8:30 受付 出艇申告
艇長会議 (誓約書提出)
09:55 その日の最初のレースの予告信号
〔風上/風下コース 2本(予定)〕
17:00縲怐i予定) パーティ(於:ラグナマリーナ)
11月6日(日) 08:00縲怩O8:30 その日の出艇申告
09:55 その日の最初のレースの予告信号
〔風上/風下コース 2本(予定)〕
15:30縲怐i予定) 表彰式 フェアウェルパーティ
(於:ラグナマリーナ)
2)10月30日の予告信号は14:56、11月6日の予告信号は13:26以降には発せられない。
10.レース海域
ラグーナ蒲郡南、約2.0マイルを中心とする半径1.8M円内とする。
11.出艇申告
1)出艇申告は所定の申告書に必要事項を記入の上、艇長が署名し、各レース日の08:00縲鰀08:30の間に
レース本部に提出すること。
2)出艇申告書を提出し、スタートしない艇またはリタイアした艇は、その旨をレース本部に直ちに報告
しなければならない。
但し、上記報告は、当該艇の責任者が行い、第三者に伝言を託してはならない。
12.海上確認
レース艇は、各レースについて予告信号時刻の10分前から同時刻までの間にセール番号を表示し
て、L旗を掲揚した本部艇または運営艇の船尾から右舷側を通過し、同艇の海上確認を受けなければ
ならない。
13.クラス旗
クラス旗はJSAFクラブ旗とする。
14.レース旗
レース艇は、海上確認からフィニッシュするまでの間または棄権するまでの間、JSAFレース旗を
掲揚すること。但し、上記レース旗の下端はデッキから1.5m以上とする。
15.公式運営艇の識別旗
本 部 艇 :JSAF エンサイン
本部艇以外の公式運営艇 :白地に赤線二本の旗
ジュリー・ボート :緑色の旗
インスペクション・ボート:桃色の旗
16.コース
1)コースは、次の[1]または[2]の風上/風下コースとし、各マークを左側に見て回航しなければ
ならない。
コース[1]:(3LAPS)
スタート⇒ 風上マーク⇒風下マーク⇒風上マーク⇒風下マーク⇒風上マーク⇒フィニッシュ
コース[2]:(3LAPS & 1LEG)
スタート ⇒ 風上マーク ⇒ 風下マーク ⇒ 風上マーク ⇒ 風下マーク⇒
風上マーク ⇒ 風下マーク ⇒ フィニッシュ
2)風下マークはスターティング・マークとする。
3)本部艇はコース信号として次の旗を予告信号前に掲揚する。
コース 信号:
数字旗[1]⇒ コース[1]
数字旗[2]⇒ コース[2]
4)本部艇は風上マークまでのコンパス方位ならびに大凡の距離を予告信号前に掲示する。
17.マーク
各マークは円筒形のオレンジ色ブイを使用する。
18.スタート
1)レースはRRS26に従ってスタートする。
2)スターティング・ラインは、本部艇(スターボード・エンド)のオレンジ旗を掲揚したマスト若しく
はポールとスターティング・マーク(ポート・エンド)の間とする。
3)スタート信号から5分経過後にスタートする艇は「DNS」と記録される。(A4竏瀦マ更)
19.コースの次のレグの変更
コースのレグを変更するには、次のレグのマーク(またはフィニッシング・ライン)を新しい位置に設
置し、次のレグの起点となる回航マークの附近において、公式運営艇は、全艇に対し、同レグの帆走
を始める前にC旗と次のマーク識別旗を掲揚し、かつ、反復音響信号を発し、新しいレグのコンパス
方位と大凡の距離を掲示して通告する。(RRS33の変更)
20.フィニッシュ
1)フィニッシング・ラインは、本部艇のブルー旗を掲揚したマスト若しくはポールとフィニッシング・
マークの間とする
注:本部艇とフィニッシング・マークの位置関係は確定していない。
2)各レース日において、最初のレースに引き続いてレースを実施する場合には、ブルー旗を掲揚した本
部艇または公式運営艇にA旗を掲揚する。
21.タイムリミット
タイムリミットは、スタート信号150分後またはトップ艇フィニッシュ60分後とし、いずれか遅い
方の時刻とする。
タイムリミットまでにフィニッシュしなかった艇はDNFと記録される。(RRS35変更)
22.ジュリー
委員長 都築 勝利
委 員 森岡 稔夫 長坂 収 大島 茂樹 河内 道夫 坂倉 純二
23.ペナルティー
1)RRS第2章に関わる規則違反については、失格または失格に代わる罰則として、2回転ペナルティ-
(RRS44.1/44.2)を適用する
2)その他の規則違反については、プロテスト委員会の判断により、規則に違反した各レースついて、失
格または失格に代わる罰則としてタイム・ペナルティー(5%)を適用することができる。
但し、軽微な規則違反については、プロテスト委員会の判断により、罰則を適用しないことがある。
24.抗議(救済の要求)
1)抗議(救済の要求)はRRS61(RRS62)に従い行わなければならない。
抗議を提出する艇は、赤色旗を掲揚してフィニッシュし、かつ、フィニッシュ後、その旨を本部艇ま
たは公式運営艇に直ちに報告しなければならない。(RRS61.1の 変更)
2)レース委員会またはプロテスト委員会によるレース艇に対する抗議の通告は下記3)の抗議締切時間
内に公式掲示板により行う。
3)抗議は所定の抗議書に必要事項を記入し、各レース日の最終レース終了後90分以内にレース本部
(レース委員会)に提出しなければならない。
4)抗議に関わる事項は抗議締切時刻後30分以内に公式掲示板により通告する。
5)抗議の当事者並びに証人等は指定された日時に審問室の前で待機していること。
25.帰着申告
レース艇は自艇のフィニッシュ後(2レース目のフィニッシュ後)90分以内にレース本部に用意され
た帰着申告書にサインすること。
26.ハンディキャップ(修正時間・順位)
エイジアローワンス(×2)を適用する。レースはTMF方式を使用する。
アコモデーションノンファイルド艇にはTAの1%ペナルティを与える。
1)修正時間は、秒単位までを算出し、小数点以下を四捨五入する。
2)修正時間が同一の場合には、TMF値の小さい方の艇を上位とする。
27.得点及び係数
1)シリーズの得点はRRS付則Aに規定された低得点方法を用いて記録する。
2)捨てレースは無いものとする。
3)得点係数
各レースの得点係数は1.0とする。
28.クラス分け
参加艇数に応じてさらにクラス分けをすることがある。
29.シリーズの成立
第3回全日本ORC Club CUP ならびに第30回東海チャンピオンシップ共2レースの成立をもってシ
リーズの成立とする。
30.無線通信
無線送受信機(無線電話・携帯電話も含む)は、遭難・緊急・安全の各通信ならびに帆走指示書に定
める通信を除き、レース中は送信および受信に使用してはならない。
但し、全レース艇が受信できない情報を除き、遭難・緊急・安全の各通信ならびに全レース艇が受信
できる情報(天気予報・海象気象に関する情報等)は受信することができる。
31.表彰
第3回全日本ORC Club CUP ならびに第30回東海チャンピオンシップ共総合優勝と参加艇数に応じ
て、それぞれのクラスの上位を表彰する。
32.レース委員会(レース本部)の所在
大会陸上本部 ラグナマリーナ内大会議室
10月 30日(日) 07:30から18:00まで
11月 5日(土) 07:00から19:00まで
11月 6日(日) 07:00から18:00まで
090竏窒W073竏窒U990
レース委員長 森岡 稔夫
レース副委員長 長坂 収 坂倉 純二
33.緊急連絡先
蒲郡海上保安署 ? 0533竏窒U8竏窒S999