第18回デニスコナーカップヨットレース&第6回チーム対抗戦レース帆走指示書 2007.10.02
第18回デニスコナーカップヨットレース帆走指示書
(JSAF外洋東海オープンレ竏茶X)
第6回チーム対抗戦(併催)
主催 JSAF外洋東海
1.適用規則
セーリング競技規則(RRS)2005-2008(チーム・レース競技規則は適用しない)、JSAF外洋レース規則2000、レ
ース公示、本帆走指示書を適用する。
ただし、本帆走指示書により変更された上記規則、レース公示の規定は除かれる。
2.責任の所在
1) 艇と乗組員の安全の確保はオーナーの避けられない責任であり、オーナーは、所有艇が十分に艤装され、かつ、
必要な耐航性を保ち、荒天の海にも適した経験豊かなクルーを乗り組ませるようにしなければならない。
オーナーは、船体、スパー、リギン、セールおよび全ての備品を確実に整備し、また安全備品が適正に維持格納
され、それ等の使用法と置場所を乗組員に熟知させておかなければならない。
2) 乗組員は、自己の責任に於いて自身の安全を確保し、落水等のないよう努め、かつ、艇と乗組員の安全の確保
に努めなければならない。
乗組員は、荒天の海にも耐え得る精神力と体力を養い、かつ、操艇または作業ができるよう技術を磨き、また全
ての装備および安全備品の使用法と置場所を熟知するよう努めなければならない。
3) 何れの艇に乗るか、またレースに参加するか否かは全て乗組員の責任のみで決定される。
4) レース艇がスタートするか否か、またレースを続行するか否かは、全て各艇の責任のみで決定される。
5) レース艇や乗組員の事故(死亡、傷害、沈没、破損等)ならびに第三者に与えた損害についてJSAFおよび主催
団体はいかなる責任も負わない。
3.参加資格
1) レース参加艇
JSAF登録艇、クラブ会員所属艇、左記以外の艇 のいずれも参加できる。
有効な日本小型船舶検査機構の検査証を所持していること
2) 乗員制限
乗員数は、日本小型船舶検査機構における定員以下で、3名以上とする。
この場合、乗員のうち1名は外洋ヨットレース規則の理解を深めるため、JSAF外洋の会員であること。ただし、JS
AF登録艇、クラブ会員所属艇は除く。
3) 乗員登録(レース出艇申告書の提出)
レース参加艇は乗員の登録を出艇申告時に所定の用紙(ホームページから取って下さい)により行うものとする。
4) 参加料
JSAF登録艇:12,500円 クラブ会員所属艇:15,000円
上記以外の艇 :17,000円
事前振込み、いずれもパーティ費 2名分(2,000円)を含む。
5) ハンディキャップ(TSF)は、レース委員長が決定する。
6) チーム対抗戦のレース参加艇は、自分達の好きな艇同士、3艇でチームを作り、10月7日の出艇申告時に申告
して下さい。
4.レースの日程
10月7日(日) 09:55(予告信号)
5.出艇申告
10月7日(日) 07:30縲鰀08:30 ラグナマリーナ内・大会議室
レース出艇申告書はホームページから取り出して下さい
6.艇長会議
10月7日(日) 08:00縲鰀08:30 ラグナマリーナ内・大会議室
帆走指示書は事前に配布の公式プログラムに掲載
7.参加者への通告
参加者に対する通告は、レース本部前に設置された公式掲示板に10月7日08:30までに掲示される。
8.レース海面
レース海面は、ラグナマリーナから南南西約2マイル付近を中心とする、半径1.5マイルの円内。
9.コース
1) スタート(2)→1→2→1→2→フィニッシュ(1)
各マークを、左側に見て廻航すること
2) スターティングラインから最初のマークへの概略コンパス方位と距離は、本部船に掲示する。
10.マーク
マークは黄色円筒形ブイを使用する。
11.コミッティーボート
1) スタート、フィニッシュの本部船には、JSAFエンサインを掲揚する。
スタート後フィニッシング・ラインを設置するまで本部船はコミッティーボートとなる。
2) 本部船以外のコミッティーボートにはコミッティー旗(白地に赤横線2本)を掲揚する。
12.スタート方法及びスタートに関する信号
スタートはRRS26の方式とする。クラス旗はJSAFクラブ旗を使用する。
信 号 旗と音響 スタート信号までの時間
予 告 クラス旗;音響1声 5分
準 備 P旗、I旗、Z旗、I旗とZ旗、または黒色旗;音響1声 4分
1分前 準備信号の降下;長音1声 1分
スタート クラス旗の降下;音響1声 0
1)スターティング・ラインはポートの端となる黄色のマークと、スターボードの端となる本部船のオレンジ色旗掲揚ポ
ールの間とする。
2)スタート信号から、4分経過後にスタートするレース艇はDNSと記録される。
注:レース艇はスタート信号から4分以内にスタートすること。
13.リコール
1) 個別のリコール
個別リコール場合には、本部船にX旗を掲揚し、音響信号(1声)を発して通告する。
X旗の掲揚時間は、全リコール艇がRRS30に従い、スターティング・ラインの延長線からプレ・スタート・サイドに
完全に入るまでの間またはスタート信号後4分間とする。
2) ゼネラル・リコール
スタート信号時にスターティング・ラインのコース・サイドにいる艇、もしくはRRS30の適用を受ける艇を特定でき
ない場合、またはスタートの手順に誤りがあった場合には、本部船に第1代表旗を掲揚し、音響信号2声を発す
る。第1代表旗は次の予告信号の1分前に降下する。
14.スタートの延期
スタートの延期は、本部船にAP旗を掲揚し、音響信号(2声)を発して通告する。
スタートの予告信号はAP旗降下1分後とする。
注:本部艇にL旗を音響信号(1声)と共に掲揚した場合には「声の届く範囲に来い」
または「我(本部艇)に続け」を意味する。
15.コースの次のレグの変更
コースのレグを変更するには、次のレグのマーク(またはフィニッシング・ライン)を、新しい位置に設置し、次の
レグの起点となる回航マークの附近において、公式運営艇は、全艇に対し、同レグの帆走を始める前にC旗を
掲揚し、かつ反復音響信号を発し、新しいレグのコンパス方位とおおよその距離を掲示して通告する。
但し、通告の時点では次のマーク(またはフィニッシング・ライン)が新しい位置に設置されていないこともある。
16.コースの短縮
コースの短縮は、公式運営艇にS旗を掲揚し、音響信号(2声)を発して通告する。
この場合には、レース艇はS旗を掲揚したマストもしくはポールとマークの間でフィニッシュすること。
17.フィニッシュ
フィニッシング・ラインはポートの端となる黄色のフィニッシュマークとスターボードの端となる本部船のブルー色
旗掲揚ポールの間とする。
ただし、フィニッシュの本部船は青色旗掲揚の公式運営艇で行うことがある。
18.タイムリミット
タイムリミットはスタート後2時間30分とし、それ以前にフィニッシュ出来なかった艇はDNFとする。
19.帰着申告
レース艇は自艇フィニッシュ後75分以内にレース本部へ配付の用紙で帰着申告をしなければならない。
20.エンジンの使用
スタート4分前(準備信号)以降はエンジンを使用してはならない。
21.ジュリ竏箪r
河内 道夫、森岡 稔夫、、長坂 収、大島 茂樹、都築 勝利
22.抗 議
1) 抗議はRRS61に従って行なわなければならない。
2) 赤色旗を掲揚してフィニッシュ後、抗議を提出する艇は、その旨を本部船に通告しなければならない。
(RRS61.1-追加)
3) レース委員長またはプロテスト委員会によるレース艇に対する抗議の通告は最終艇フィニッシュ後75分以内に
公式掲示板により行う。
4) 抗議のある艇は所定の書式に記入し、自艇フィニッシュ後75分以内にレース本部に提出しなければならない。
5) 抗議にかかわる通告は 抗議締切り後出来るだけ早く、レ竏茶X本部前に設置する公式掲示板に掲示される。
6) 抗議の当事者並びに証人等は指定された時間にレース本部の前で待機していること。
23.ペナルティー
1) RRS第2章に関わる規則違反については、失格または失格に代わる罰則として2回転ペナルティー
(RRS44.1/44.2)が適用される。
2) その他の規則違反については、プロテスト委員会の判断により、失格または失格に代わる罰則としてタイム・ペ
ナルティ(5%)を課すことができる。
但し、軽微な規則違反については、プロテスト委員会の判断により、罰則を課さないことがある。
24.レース旗
1) レース艇はJSAF所定のレース旗、各クラブ旗またはそれに準ずる旗をスタート5分前からフィニッシュするまで
、もしくは、棄権するまで下端がデッキ上1.5m以上の高さで掲揚しなければならない。
2) レースを棄権した場合には、直ちにレース旗を降ろさなければならない。
25.レース艇の義務
1) 出艇申告した艇がスタートしない場合には、すみやかにその事実を本部船または、レース本部にすみやかに連
絡しなければならない。
2) 棄権艇、タイムリミットにかかった艇はできるだけ速やかにその事実を本部船または、レース本部に報告しなけ
ればならない。
電話、無線による場合には、必ず艇の責任者がこれを行い、第三者による伝言は避けなければならない。
26.ライフジャケット
1) 海況に応じてライフジャケット、ライフベルトを着用すること。
2) 本部船にY旗が掲揚された場合、乗組員全員はライフジャケットを着用しなければならない。
27.ハンディキャップ
1) TSF方式により順位を決定する。
2) 修正時間は、秒単位迄を算出し、少数点以下を四捨五入する。
3) 修正時間が同一の場合には、TSF値の小さい方の艇を上位とする。
28.チーム対抗戦の得点
チーム対抗戦は3艇の合計順位が小さい方を上位とする。
タイの場合はより上位を取った艇がいるチームを勝ちとする。
3艇に満たないチームの艇の順位は(チームの数)x3+2の得点として計算する。
29.表彰
表彰式は15:00頃から、ラグナマリーナレース本部前にて実施する。
「デニスコナーカップ」は、総合優勝艇に与える。
参加艇に応じてクラス分けをし、その1位縲鰀3位を表彰する。
チーム対抗戦は優勝チームを表彰する。
30.レース委員会(レース本部)の所在
10月7日(日) 07:30から表彰式までラグナマリーナ内・大会議室
TEL:090-3454-0571
レース委員長 長坂 収
31.緊急連絡先
蒲郡海上保安署 TEL 0533-68-4999